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パキスタン元首相の政党PTI、イスラマバード行進を10月4日に延期、首都封鎖と取り締まり続く

カーン氏は2022年、不信任決議案によって解任された。その後、複数の汚職事件で実刑判決を受け、2023年から収監されている。
2026年9月25日/パキスタン、北西部カイバル・パクトゥンクワ州ペシャワル市内(ロイター通信)

パキスタンのカーン(Imran Khan)元首相が率いる政党「パキスタン正義運動(PTI)」は25日、9月27日に予定していた北西部ペシャワルから首都イスラマバードへの行進を10月4日に延期すると発表した。行進は2023年から収監されているカーン氏の釈放を求めることを主な目的としていた。

PTIは当初、9月27日の行進に向けて支持者を集めていた。しかし、中央政府は今週、首都での大規模な抗議活動を警戒し、主要道路をコンテナで封鎖、数万人規模の治安部隊を配置するなど警備を強化していた。首都と周辺地域の交通を制限する措置が取られる中、PTIは行進の日程を変更した形となった。

PTIの広報担当者は25日、ロイター通信の取材に対し、行進を10月4日に延期したものの、執行部が判断すればそれより早く開始する可能性もあると述べた。

カーン氏は2022年、不信任決議案によって解任された。その後、複数の汚職事件で実刑判決を受け、2023年から収監されている。カーン氏は政治的な理由による拘留と主張しているが、政府は法的手続きに基づくものとしている。

PTIをめぐっては、過去にも大規模な抗議活動が治安部隊との衝突に発展している。2024年の大規模抗議では死者も出ており、今回も政府は治安維持を理由に厳しい警戒態勢を敷いている。9月25日時点で、当局はカーン氏の3人の姉妹や数百人のPTI活動家を逮捕している。政府は公共秩序の維持が必要だと説明している。

今回の延期によって、政府とPTIの対立が収束する状況にはなっていない。10月4日に設定された新たな行進をめぐり、道路封鎖や治安部隊の配置、活動家の拘束が続くのかが焦点となる。

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