パキスタン貨物機墜落、アラビア海で捜索続く、乗員5人行方不明
墜落したのはボーイング737-400型貨物機で、乗員は機長、副操縦士、航空機関士2人、支援スタッフ1人の計5人だった。
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アラビア海に墜落したパキスタンの航空会社K2エアウェイズの貨物機を巡り、行方不明となった乗員5人の家族が、救助や安否確認の知らせを待ち続けている。同機は7日夜、アラブ首長国連邦(UAE)シャルジャからパキスタン南部カラチへ向かう途中、消息を絶った。墜落現場は水深2500~3500メートルの海域とみられていることから、捜索活動は難航している。
墜落したのはボーイング737-400型貨物機で、乗員は機長、副操縦士、航空機関士2人、支援スタッフ1人の計5人だった。飛行中に航法システムの異常を管制官へ報告した直後、レーダーから消失した。その後、パキスタン海軍などがオルマラ港沖約100キロの海域で機体の残骸を発見したものの、乗員やフライトレコーダーは見つかっていない。
副操縦士の義父はロイター通信の取材に対し、「テレビ報道で娘婿が事故に巻き込まれたことを知った。奇跡を信じている」と語った。乗員の家族らは事故発生以来、不安と悲しみの中で時間を過ごしており、機体の発見を祈る日々が続いている。
捜索には海軍や沿岸警備隊に加え、航空当局も参加しているが、現場海域は水深が非常に深く、海底地形も複雑で、潮流や視界の悪さが作業を妨げている。専門家はパキスタン国内でこれまで発生した航空事故の中でも、最も困難な機体回収作業の一つになる可能性があると指摘する。フライトレコーダーの回収には長期間を要する恐れもあり、事故原因の究明も難航する見通しだ。
事故機は旅客機として運航された後、貨物機に改修された。直前にはUAEのシャルジャで整備を受けており、事故との関連についても調査が進められている。米連邦航空局(FAA)や米国家運輸安全委員会(NTSB)も調査に協力する方針を示している。
パキスタンでは2020年にパキスタン国際航空機がカラチ近郊で墜落し97人が死亡する事故が発生した。今回の事故は同国で約6年ぶりの死亡事故となる可能性がある。
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