▽事故は15日早朝に発生。高架本体と足場が地面に落下した。
.jpg)
タイの首都バンコクで建設中の高架道路が崩落し、少なくとも5人が死亡、24人が負傷した。警察が15日、明らかにした。
それによると、事故は15日早朝に発生。高架本体と足場が地面に落下した。
この事故で工事管理者1人と作業員4人が死亡、24人が病院に搬送された。ケガの程度は明らかになっていない。
首相府の報道官は声明で、犠牲者に哀悼の意を表し、運輸省が現場に調査官を派遣したと明らかにした。
施工者によると、工事現場付近の車線は閉鎖されていたため、道路利用者に影響はなかったという。
バンコク警察が崩落の原因を調べている。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「警察が業務上過失致死傷罪を視野に現場監督などから話しを聞いている」と報じた。
地元メディアによると、コンクリートの塊と足場の残骸が下の道路を完全に塞いだという。
この工事は2022年に着工。工事区間は5キロ。
バンコク当局によると、瓦礫の撤去には1週間程度かかる見通し。当局はこの工事に携わっている一部の請負業者に14日間の営業停止を命じた。