◎アカサ・エアは2022年に就航したLCC。国内市場の約4%を占め、18都市で就航している。
米航空宇宙機器大手ボーイングの旅客機(Getty Images)

インドの新興格安航空アカサ・エアは18日、米航空宇宙機器大手ボーイングの737MAXを150機購入する契約を結んだと発表した。

同社のCEOはインド南部ハイデラバードで開催された航空ショーで、ボーイング737MAX10と737MAX8-200を購入すると明らかにした。

それによると、この契約により、同社が保有するボーイング機は226機になる予定。

いずれの機体も1月5日に米オレゴン州ポートランドを離陸した直後にドアプラグが吹き飛び、機体に穴が開いたアラスカ航空のボーイング737マックス9とは異なるモデルである。

アカサ・エアは2022年に就航したLCC。国内市場の約4%を占め、18都市で就航している。同社はインドと南アジアにおけるネットワークの拡大を目指している。

ボーイング社は声明で、「この契約は同社とアカサ・エアとのパートナーシップの強さを示すものである」と称賛した。

ボーイングの2023年商業市場見通しによると、南アジア地域では今後20年間で2705機を納入予定。

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