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フィリピン高校銃撃事件、3人死亡、20人重軽傷、14歳と15歳の男子生徒逮捕、いじめの仕返しか

事件は約1500人の生徒が在籍する同州タクロバン市の公立高校で発生。警察によると、容疑者2人は授業が行われていた午前中に校内に拳銃を持ち込んだ。
2026年6月22日/フィリピン、中部レイテ州タクロバン、銃撃事件が発生した高校(AP通信)

フィリピン中部レイテ州の公立高校で22日に発生した銃撃事件について、捜査当局は23日、同校に通う生徒3人が死亡、20人が負傷したと明らかにした。警察は14歳と15歳の男子生徒を逮捕し、犯行の動機や銃の入手経路について捜査を進めている。

事件は約1500人の生徒が在籍する同州タクロバン市の公立高校で発生。警察によると、容疑者2人は授業が行われていた午前中に校内に拳銃を持ち込んだ。2人は最初の教室で発砲した後、避難しようとした生徒を追って別の教室に侵入し、発砲を続けたという。

犠牲となった3人はいずれも生徒で、負傷者の大半も同校の生徒だった。負傷した20人のうち15人は銃弾によるケガを負い、頭部を撃たれた生徒1人は意識不明の重体と伝えられている。また、残る負傷者は銃撃から逃れようとして窓から飛び降りたり、混乱の中で転倒したりした。警察によると、死傷者の多くは女子生徒だった。

現場では銃声が鳴り響き、生徒たちは机の下に身を隠しながら助けを求めた。SNS上に投稿された映像には、教室内で泣き叫ぶ生徒や、恐怖の中で保護者に連絡を取る様子が映されている。校外へ避難した生徒たちが互いに抱き合いながら不安そうな表情を見せる場面も確認された。

容疑者のうち1人は現場で逮捕され、もう1人は近隣の住宅に逃走したが、住民からの通報を受けた間もなく身柄を確保された。2人は親しい友人同士で、犯罪歴は確認されていない。初期の事情聴取に対し、2人は学校で「いじめ」を受けていたと説明しているという。警察は供述の裏付けを進めている。

また、14歳の容疑者が使用した9ミリ拳銃は警察官である親族から入手した可能性があり、関係者に対する調査も始まった。もう1人は38口径の回転式拳銃を使用していた。警察は校内に複数の出入り口があるにもかかわらず、当時は警備員が1人しか配置されていなかったため、銃器の持ち込みを防げなかったとみている。警察は40個以上の薬きょうを回収したとしている。

事件を受け、マルコス・ジュニア(Ferdinand Marcos Jr.)大統領は関係閣僚に徹底した調査を指示するとともに、学校や公共施設の警備強化を命じた。フィリピンでは違法銃器の流通が社会問題となっているが、学校での銃乱射事件はまれであり、今回の事件は市民に大きな衝撃を与えている。

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