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ベネズエラ大地震、死者4333人、負傷者1万6700人

地震は首都カラカス近郊を含む広い範囲に甚大な被害をもたらした。
2026年7月4日/ベネズエラ、ラグアイラ州、地震により倒壊した建物の概観(ロイター通信)

ベネズエラ国民議会のロドリゲス(Jorge Rodriguez)議長は11日、先月発生した大地震による死者が4333人、負傷者が1万6740人に達したと明らかにした。このうち315人の身元が確認されておらず、一部地域で救助活動が続いている。

この地震では約1万7000人が住居を失い、6462人が救助された。一方で、多数の建物が倒壊・損壊し、被災地では生活基盤の復旧が大きな課題となっている。政府によると、856棟の建物が被害を受け、このうち190棟が完全に倒壊するか、深刻な損傷が確認された。

政府は被災者向けに約2万5000戸の住宅建設が必要との見方を示している。復興計画では、特に大きな被害を受けたラグアイラ州を中心に、約58万4000平方メートルの用地を確保した。ロドリゲス(Delcy Eloína Rodríguez Gómez)暫定大統領の監督の下、最初の200戸を来週にも被災者へ引き渡す予定で、本格的な住宅再建を進める方針だ。

地震は首都カラカス近郊を含む広い範囲に甚大な被害をもたらした。米地質調査所(USGS)によると、6月24日にマグニチュード7.2と7.5の2つの強い地震が1分以内に連続で発生し、多数の建物が倒壊した。

救助隊は生存者が取り残されている可能性がある1~2カ所で捜索を続けているが、発生から2週間以上が経過し、生存者発見の可能性は低下している。それでも当局は希望を捨てず、重機や専門部隊を投入して瓦礫の撤去と捜索を続けている。

一方、避難生活の長期化も懸念されている。過密状態の避難所では衛生環境の悪化や安全な飲料水の不足が指摘されており、感染症の発生リスクが高まっている。今後は住宅やインフラの再建に加え、保健医療体制の立て直しや被災者の生活再建支援が復興の課題となる。

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