小型機が建物に突っ込む、2人死亡、数人負傷 ブラジル南東部
事故機には4~5人が搭乗していたとみられ、市内の集合住宅とみられる建物に突っ込んだ。
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ブラジル南東部ミナスジェライス州ベロオリゾンテで4日、小型機が建物に衝突する事故が発生し、少なくとも2人が死亡した。地元当局によると、死亡したのは操縦士と副操縦士、同乗していた乗客が病院に搬送された。
事故機には4~5人が搭乗していたとみられ、市内の集合住宅とみられる建物に突っ込んだ。衝突の衝撃で機体は大きく損壊し、操縦士は機体内に閉じ込められた。救助隊が現場に急行し、消火および救助活動を行った後、操縦士と副操縦士の死亡を確認した。
消防によると、乗客とみられる3人が重傷を負い、市内の医療機関に緊急搬送された。事故現場は住宅などが立ち並ぶ地域で、建物にも被害が及んだが、住民がケガをしたという情報はない。
TVグローボは当局者の話しとして、「機体は離陸直後にトラブルに見舞われた可能性がある」と伝えている。パイロットは離陸直後に管制塔にその旨を伝えていたとの情報もあり、安定性を失ったまま市街地上空を飛行し、最終的に墜落したとみられる。
墜落地点となった建物は複数階建てで、機体は階段付近に突っ込んだと伝えられている。このため、居住スペースへの直接的な被害は限定的だった可能性があり、結果的に地上の人的被害は抑えられた。
現場では爆発音や燃料の臭いが確認され、一時騒然となった。消防や警察が周辺を封鎖し、安全確保とともに建物への影響についても調査が進められている。多くの住民が自主的に避難した。
地元メディアによると、航空当局が事故調査を開始。警察や空軍の調査機関などが連携し、機体の状態や操縦状況、気象条件など多角的に分析を進める方針である。
今回の事故は市街地で発生した航空機事故として大きな衝撃を与えており、安全対策や小型機の運航管理のあり方についても議論を呼ぶ可能性がある。事故原因の解明と再発防止策の確立が求められている。
