ベネズエラ大地震、発生から6日、救助隊が瓦礫の下敷きになった2歳男児を救出
救助されたのは2歳の男児、震源地に近いラグアイラ州にある集合住宅の倒壊現場で、ヨルダンから派遣された救助隊によって発見された。
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ベネズエラ北部で6月24日に発生したマグニチュード7.2と7.5の大地震から6日が経過した30日、倒壊した建物の下に閉じ込められていた幼児が救助された。当局によると、6日目の救助活動で唯一確認された生存者で、絶望的な状況が続く被災地に希望をもたらす出来事となった。
救助されたのは2歳の男児、震源地に近いラグアイラ州にある集合住宅の倒壊現場で、ヨルダンから派遣された救助隊によって発見された。男児は地震発生以来、6日間にわたり厚いコンクリートの下敷きになっていたが、救助隊が慎重に瓦礫を取り除き、無事救出した。その後、首都カラカスの医療機関へ搬送され、治療を受けている。
今回の地震は発生間隔が1分にも満たない連続地震で、多数の建物が倒壊し、数千人が建物の下敷きになったとみられる。発災から6日が経過し、生存者を発見できる可能性は急速に低下しているが、今回の救出成功によって現場では捜索継続への期待が高まっている。ロドリゲス(Jorge Rodriguez)国会議長はテレビ演説で「瓦礫の下から生存者が見つかる希望を持ち続けなければならない」と述べ、救助活動を最後まで続ける考えを強調した。
被災地では自国の救助隊に加え、米国やヨルダンをはじめとする各国の専門部隊が活動している。地震発生直後から国際社会が支援に乗り出しており、重機や探知機、救助犬などを投入して昼夜を問わず捜索が続けられている。一方で、時間の経過とともに生存者発見の可能性は低下し、現場では行方不明者の捜索と遺体収容が並行して進められている。
人道支援も本格化している。国連のデュジャリック(Stephane Dujarric)報道官によると、ユニセフは30日、医療・保健用品47トンを積んだ支援物資をベネズエラに搬入した。物資には救急医療キットのほか、安全な出産や新生児ケア、感染症予防、外傷治療に必要な医薬品や医療資材が含まれ、被災した子どもや家族への支援に活用される予定である。
今回の幼児救出は発生から数日経っても生存者がいる可能性があることを示した。一方で、被災地では依然として多くの住民が避難生活を送り、医療体制や生活インフラの復旧も大きな課題となっている。
