ローマ教皇レオ14世、肺がん手術後も健康状態は良好、バチカンが発表、南米3カ国歴訪を予定通り実施へ
教皇は11月6~17日までの12日間、ウルグアイ、アルゼンチン、ペルーの3カ国を訪問する。
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バチカン(ローマ教皇庁)は3日、教教皇レオ14世(Pope Leo XIV、71歳)の健康状態について、肺がん手術後の回復は順調で、今週から予定されている南米歴訪に追加の医療措置は必要ないと発表した。教皇は10月13日に右肺下葉を切除する手術を受けており、手術から1カ月足らずでの長距離外遊となる。
バチカンのブルーニ(Matteo Bruni)報道官は記者会見で、教皇の健康状態は良好で、手術からの回復過程にあると説明した。摘出した組織の検査では、肺腺がんが局所にとどまっていたことが確認され、主治医は追加のがん治療も必要ないと判断している。
教皇は11月6~17日までの12日間、ウルグアイ、アルゼンチン、ペルーの3カ国を訪問する。10都市を巡り、総移動距離は約3万1000キロに及ぶ。航空機12回、ヘリコプター2回の移動に加え、約36回の演説や講演が予定されており、近年の教皇外遊でも特に過密な日程となる。
懸念材料の一つは、ペルー訪問中に予定されている標高3399メートルのクスコ滞在だ。高地では酸素不足や高山病の危険がある。医療専門家は、飛行許可が出たことから手術後の合併症リスクは低いとみる一方、十分な休息や酸素状態の管理が重要だと指摘する。
バチカンによると、通常の教皇随行医療チームと救急車両は今回も同行する。健康上の理由による日程変更は予定していない。手術後の本格的な国際訪問となる今回の歴訪は、教皇の体力回復と今後の活動を占う機会となる。
