スウェーデン首相、総選挙後の政治停滞打開へ新政権樹立を模索、議会議長が組閣要請
スウェーデンでは首相選出を巡る投票が4回失敗すれば、再選挙が必要となる。
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スウェーデン議会(一院制、定数349)のノルレン(Andreas Norlén)議長は3日、9月の総選挙以来続く政治的な行き詰まりを打開するため、穏健党の現職クリステション(Ulf Kristersson)首相に新政権の樹立を要請した。クリステション氏が率いる右派連合は総選挙で過半数を失っており、政権維持には他党の協力が必要となる。
総選挙では中道左派の野党勢力が176議席を獲得し、右派勢力の173議席を上回った。しかし、野党4党は社会民主党のアンデション(Magdalena Andersson)前首相を首相候補として支持する一方、新政権にどの政党を参加させるかで合意できていない。左翼党と中央党の間では、連立参加を巡る対立も続いている。
議会は同日、中央党のリングクビスト(Elisabeth Thand Ringqvist)党首を首相に選出する案を否決した。同氏は中道連立政権の樹立を試みていたが、他党の支持を得られず、先週その試みを断念していた。10月15日にはアンデション氏の少数政権案も否決されている。
クリステション氏は「非社会主義政権」の樹立を目指すと表明したものの、実現は極めて難しいとの認識も示した。議会議長によると、同氏は11月10日までに組閣の進捗を報告する必要がある。
スウェーデンでは首相選出を巡る投票が4回失敗すれば、再選挙が必要となる。クリステション氏が過半数の支持を確保できなければ、組閣交渉は再びアンデション氏に委ねられる可能性がある。総選挙で中道左派が議席の過半数を確保しながら政権を樹立できない異例の政治停滞が続いている。
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