ベネズエラ大地震、死者920人に、行方不明者の捜索続く
被害の全容は明らかになっておらず、軍・警察・消防・関係自治体が24時間体制で救助・捜索に当たっている。
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ベネズエラ北部で24日に発生した地震について、ロドリゲス(Jorge Rodriguez)国会議長は26日、これまでに920人の死亡を確認し、行方不明者の捜索を続けていると明らかにした。それによると、倒壊した建物の下には依然として多数の人が取り残されているとみられる。
被害の全容は明らかになっておらず、軍・警察・消防・関係自治体が24時間体制で救助・捜索に当たっている。
地震は24日の夕方に発生。マグニチュード7.2と7.5の強い揺れが相次いで発生し、首都カラカスやラグアイラ州を中心に甚大な被害をもたらした。ラグアイラ州では100棟を超える建物が倒壊し、住宅や病院、公共施設が大きな被害を受けた。道路や通信網も寸断され、被災地では重機の到着が遅れていることから、地元住民やボランティアが素手や簡易工具で瓦礫を取り除き、生存者の捜索を続けている。
政府によると、負傷者は3000人を超え、多数の住民が避難生活を余儀なくされている。被災地域では飲料水や食料、医薬品が不足し、避難所には家を失った人々が身を寄せている。一方で、余震が続いているため救助隊は二次災害の危険と隣り合わせの状況で活動を続けており、時間の経過とともに生存者を救出できる可能性は低下している。
こうした事態を受け、米国やメキシコ、スペインをはじめとする各国が救助隊や医療スタッフを派遣し、国連も人道支援活動を開始した。米国は約1億5000万ドルの支援を表明し、輸送機や艦艇を活用して救援物資や重機を搬入している。被災地には食料やテントなどの緊急支援物資が順次届けられているものの、被害の規模が極めて大きく、支援は十分とは言えない状況だ。
今回の地震は長年の経済危機と政治混乱によって社会基盤が弱体化していたベネズエラに追い打ちをかけた。老朽化した建物や脆弱なインフラが被害を拡大させたとの見方もあり、復旧には長い時間と国際社会による継続的な支援が必要になるとみられる。米地質調査所(USGS)は最終的な死者数が数千人に達する可能性があると警告している。
