◎ジーニョことルイス・アントニオ・ダ・シルバは地元当局との交渉の末、自首した。
2022年7月21日/ブラジル、リオデジャネイロ郊外(Silvia Izquierdo/AP通信)

ブラジル連邦警察は25日、リオデジャネイロ州最大の民兵組織のリーダーが自首したと発表した。

それによると、ジーニョ(Zinho)ことルイス・アントニオ・ダ・シルバ(Luiz Antônio da Silva Braga)は地元当局との交渉の末、自首したという。

連邦警察は声明で、「ジーニョはリオの刑務所に送られ、必要な措置を受けた後、裁判を受けることになる」と語った。

この民兵組織は1990年代に創設され、主に近隣の無法地帯で暗躍するギャングと闘うことを望む元警察官、消防士、陸軍兵士などで構成されていた。

ジーニョは支配地域の住民を保護する名目で現金を要求。最近では麻薬密売にも関与していたとされる。

この組織はリオ西部の広い範囲を支配下に置いている。ジーニョは複数の殺人に関与したとして指名手配され、逃亡を続けていた。

法務省の報道官はフェイスブックに声明を投稿。「警察はジーニョにたどり着くまで、何度も何度も捜査を見直し、ついに結果を出した」と書き込んだ。

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