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米国、過去最大のサイクロスポーラ集団感染が終息、原因特定なお難航

CDCによると、今回の集団感染では21州で計1万2883人の感染が確認され、570人が入院し、ミシガン州で2人が死亡した。
腸管寄生虫のイメージ(ABCニュース)

疾病対策センター(CDC)は11日、今年夏に発生した腸管寄生虫による感染症「サイクロスポーラ症(Cyclosporiasis)」の大規模な集団感染について、流行が終息したと発表した。

CDCによると、今回の集団感染では21州で計1万2883人の感染が確認され、570人が入院し、ミシガン州で2人が死亡した。米国で確認されたサイクロスポーラ症の集団感染としては過去最大となった。

感染拡大の中心となったのは、細切りのアイスバーグレタスだった。CDCや食品医薬品局(FDA)は疫学調査や流通経路の追跡から、メキシコ中部で生産された青果会社テイラー・ファームズのレタスが関連していると判断した。対象となったレタスは店舗や飲食店から撤去され、賞味期限も過ぎていることから、CDCは現在、同じ製品による感染が続くリスクはないとしている。

一方で、レタスが汚染された原因は分かっていない。サイクロスポーラは人の便によって汚染された水や土壌を介して食品に付着する寄生虫で、生野菜などを食べることで感染する。FDAはメキシコ中部の生産現場を調査し、採取したサンプルの分析を進めているが、現時点で汚染源は明らかになっていない。

今回の流行は感染症が終息しても食品安全上の問題まで終わったわけではないことを示した。レタスのような生鮮食品は流通期間が短く、感染から発症まで時間がかかる場合もあるため、原因食品を特定した時点では商品が市場から消えているケースもある。FDAはCDCや州・地方当局と連携し、汚染経路の解明を続ける方針だ。

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