イスラエル軍、ガザ空爆でハマス幹部を殺害、停戦下でも軍事作戦継続
イスラエルとハマスの間では停戦の履行や武装解除などをめぐる隔たりが残っており、今回の幹部殺害が今後の和平協議にどのような影響を与えるかが焦点となる。
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イスラエル軍は11日、パレスチナ・ガザ地区南部ハンユニスへの空爆で、イスラム組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」の幹部を殺害したと発表した。ハマスも幹部が死亡したことを認め、停戦をめぐる協議が続く中で、イスラエルによる対ハマス作戦が継続していることが改めて浮き彫りになった。
この男はカッサム旅団のハンユニス部隊を率い、同組織の上級指導部の一員だった。イスラエル軍によると、この男は部隊に対する攻撃を進めるとともに、ハマスの軍事能力の再建にも関与していた。
イスラエル軍は今回の攻撃で、幹部のほかにもハマスの指揮官2人を殺害したとしているが、ハマス側はこの2人についてコメントしていない。
ハマスはこの男について、2023年10月7日にイスラエル南部で起きた襲撃で重要な役割を果たしたと説明している。この攻撃をきっかけにイスラエルの軍事作戦が始まり、ガザでは7万人を超える死者と大規模避難が発生した。今回の殺害はハマスの軍事部門にとって大きな打撃となる可能性がある。
一方、ガザでは停戦合意後も散発的な空爆が続いている。米国の支援を受けた停戦枠組みが維持される一方、イスラエルはハマスの軍事能力再建や攻撃計画を脅威とみなし、必要に応じて軍事行動を続ける姿勢を示してきた。
イスラエルとハマスの間では停戦の履行や武装解除などをめぐる隔たりが残っており、今回の幹部殺害が今後の和平協議にどのような影響を与えるかが焦点となる。
