トランプ氏、中間選挙に5億ドル投入へ、共和党候補を支援
中間選挙まで2カ月しか残されていないため、最大5億ドル規模の広告投入が選挙結果にどこまで影響するかは不透明だ。
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トランプ(Donald Trump)米大統領は週末、11月3日に行われる中間選挙に向け、自身の(特別政治活動委員会)である「MAGA Inc.」から4億~5億ドルを共和党候補の支援に投入する考えを示した。トランプ氏はホワイトハウスの記者団に対し、「必要なだけ資金を使う」と述べ、共和党の議会支配維持に向けて積極的に選挙戦へ関与する姿勢を明確にした。
MAGA Inc.には約10億ドルの資金があるとされる。共和党内では、トランプ氏が巨額の資金を保有しながら、これまで中間選挙向けに十分な支出をしていないとの懸念が出ており、今回の発言はこうした党内の不安を抑える狙いもあるとみられる。一方、現時点で実際にどれだけの資金を支出したのかは明らかになっていない。
中間選挙まで2カ月しか残されていないため、最大5億ドル規模の広告投入が選挙結果にどこまで影響するかは不透明だ。すでに有権者の判断が固まっている可能性があるほか、テレビ広告枠にも限りがあるため、巨額の資金を短期間で投入しても効果が限定される可能性がある。
共和党にとって注目される選挙区の一つが共和党の牙城テキサス州の上院選だ。トランプ氏はパクストン(Ken Paxton)氏を支持し、民主党のタラリコ(James Talarico)氏との激戦が予想されている。
今回の資金投入表明は、単なる選挙支援にとどまらず、トランプ氏が自身の政治的影響力を利用して共和党の議会支配を維持しようとする動きと位置付けられる。
またトランプ氏は、2028大統領選に向けても資金の一部を活用する可能性を示している。中間選挙への巨額投入が、共和党の議席維持とトランプ氏自身の党内支配力の強化につながるのかが今後の焦点となる。
