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米サンフランシスコ湾でボート転覆、1人死亡、3人行方不明

事故は14日午後、アルカトラズ島付近で発生した。
2026年7月15日/米カリフォルニア州サンフランシスコ、レジャーボートが転覆・沈没した現場(AP通信)

カリフォルニア州サンフランシスコ湾で発生したポートの転覆事故について、沿岸警備隊は15日、行方不明者の捜索を続けていると明らかにした。

事故は14日午後、アルカトラズ島付近で発生した。レジャーボートが転覆・沈没し、乗船していた1人が死亡、3人が行方不明となっている。沿岸警備隊や地元消防などが捜索活動を続けている。

事故を起こしたのは全長約15メートルのレジャーボートで、船内には家族や親族を中心とする19人と犬1匹が乗っていた。当時、一行は故人を追悼するための慰霊行事を行っており、サンフランシスコ湾内を航行していた。船はゴールデンゲートブリッジ付近やエンジェル島周辺を回った後、アルカトラズ島近くで浸水、転覆したという。

消防によると、16人が救助され、そのうち79歳の男性が死亡、犬も助からなかった。15日時点で3人の行方が分かっておらず、沿岸警備隊がヘリコプターや巡視艇に加え、赤外線探知装置や潮流予測システムなどを活用して捜索を続けている。しかし、湾内は水温が低く潮流も速いため、救助活動は難航している。

現場付近にいた釣り人らは事故当時の状況について「波が非常に高かった」と証言した。複数の民間船も救助活動に加わり、消防や沿岸警備隊が到着するまでの間、海に投げ出された乗船者を救助したという。一方、気象当局は当時、警報を発令するほどの気象条件ではなかったとしており、悪天候だけが事故原因ではない可能性を示している。

事故原因は調査中で、当局は浸水や乗客の重量配分によるバランスの崩れなど、複数の可能性を視野に捜査している。事故を起こしたボートに事故歴はなく、船体の引き揚げも今後の調査の焦点となる見通しだ。

サンフランシスコ湾は年間を通じて水温が低く、強い潮流で知られる。特にアルカトラズ島周辺は潮の流れが複雑で、水難事故が発生した際には捜索や救助が困難になることが多い。

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