ローレンス・ボーベルト下院議員「私はワシントンD.C.と議会議事堂に銃を持ち込む」
◎アメリカの憲法は「武器を保持する権利」を保障しているが、「銃器を管理する規則」は全く異なる。
Getty Images/共和党のローレンス・ボーベルト下院議員

1月4日、コロラド州で新たに選出された共和党のローレンス・ボーベルト下院議員は、ワシントンD.C.議会議事堂にグルック拳銃を持ち込むと誓約した

ボーベルト氏は4日に公開された動画の中で、グロック拳銃が必要な理由を説明した。

ローレンス・ボーベルト下院議員:
私はワシントンD.C.と議会議事堂に銃を持ち込む

「連邦政府は、安全を保つために許可されていることを教えてくれない。私は憲法修正第2条の権利を常に強く支持すると約束する」

これに対しDCの警察署長は、「銃器の持ち運びに関する厳格な規則についてボーベルト氏と話す予定である」と語った。

ボーベルト氏はコロラド州のシューターズグリルと呼ばれるレストランを所有している。そこのスタッフは州法に従い銃器の装備を奨励されているという。

ボーベルド氏は昨年11月の選挙で「銃の権利」の問題を全面に押し出し、民主党のダニエル・ミッチ・ブッシュ候補に大差をつけて勝利した。

ボーベルト氏は動画の中で、「コロラド州はアメリカで最もリベラルな州のひとつだが、私は権利の放棄を拒否し、拳銃の携帯を奨励することで勝利した」と述べた。

ローレンス・ボーベルト下院議員:
「私は身長152cm、体重46kgの小柄な女性であり、自分の身を守るために合法的に拳銃を携帯する」

ワシントンD.C.警察のロバート・コンティー署長は記者団に対し、「動画の通りに行動すれば、銃の不法所持で逮捕された者と同じ運命をたどるだろう」と語った。

アメリカの憲法は「武器を保持する権利」を保障しているが、「銃器を管理する規則」は全く異なる。

ボーベルト氏は実弾が装填されていない場合に限り、拳銃の事務所保管およびワシントンD.C.への持ち込みを許可される。

ただし、「実弾を装填した拳銃」もしくは「実弾と拳銃を一緒に携帯する」場合は、別途許可を得なければならない。また、他の州から銃器を持ち込む場合も、地方自治体で所定の登録手続きを行う必要がある。

先月、民主党の上院議員グループは、拳銃の取り扱いに関する規則を許可する法案を議会に提出した。

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