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米カリフォルニア州9人死亡雪崩、バックカントリーガイド会社に制裁金

事故当日、15人のグループはシエラネバダのバックカントリーを移動していた。
2026年2月17日/米カリフォルニア州トラッキー、雪崩が発生した現場近く(ABCニュース)

カリフォルニア州の労働安全当局が今年2月にシエラネバダ山脈で発生し、9人が死亡した雪崩を巡り、バックカントリーガイド会社「ブラックバード・マウンテン・ガイド(Blackbird Mountain Guides)」に計15万1300ドルの制裁金を科した。今回の雪崩は同州の近代史上で最悪の被害となった。

州労働安全衛生局は先週、同社について7件の安全規則違反を指摘した。最も重いのは雪崩の危険度が「高い」とされた状況で、ガイドを危険区域から退避させなかったとする違反で、8万1000ドルの制裁金が設定された。調査では、危険度が「中程度」から「高い」に引き上げられた2月17日朝、同社がツアーを中止したり、ルートを変更したりするための有効な手順を整備していなかったとしている。

事故当日、15人のグループはシエラネバダのバックカントリーを移動していた。雪崩に巻き込まれたのは4人のガイドと11人の顧客で、3人のガイドを含む9人が死亡、6人が生存した。死亡したガイドはいずれも経験豊富で、専門的な資格を持っていたと会社側は説明している。

州労働安全衛生局はこのほか、雪崩の危険性を十分に評価しなかったこと、従業員への訓練や防護装備の検討が不十分だったこと、死亡事故の報告が遅れたことなども問題視した。事故では15人が一つのグループとして行動しており、雪崩発生時には雪崩危険情報が出ていた。

一方、ブラックバード・マウンテン・ガイドは制裁金を不服として正式に異議を申し立てた。同社は、ガイド業務は刻々と条件が変化する自然環境で行われるもので、今回の指摘は自社が構築してきた安全管理体制の実態を反映していないと主張している。

この事故を巡っては、ネバダ郡保安官事務所などによる刑事捜査も続いており、事故当日の判断が適切だったのかを含め、責任の所在を巡る調査が進められている。

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