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米ノースカロライナ州の裁判所で銃撃、弁護士2人撃たれる、57歳女逮捕

事件は午前10時30分ごろ、ウェイク郡地方裁判所の外で起きた。
パトライト(Getty Images)

ノースカロライナ州ローリーで22日、民事訴訟の審理終了直後に、裁判に関わっていた弁護士2人が銃撃される事件が発生した。警察は57歳の女を拘束し、殺人未遂容疑での立件を進めている。

事件は午前10時30分ごろ、ウェイク郡地方裁判所の外で起きた。警察によると、容疑者の女は法廷内で感情的になり、審理中に「攻撃的な態度」を見せていたという。女は裁判終了後、いったん建屋を離れた後に車で戻り、外にいた弁護士2人に近づいて発砲した。

2人はいずれも、被告側の代理人弁護士だった。銃撃後、裁判所内から駆け付けた保安官代理や警察官が拳銃を所持していた女を現場で取り押さえた。女はその後、治療のため地元の病院へ搬送された。

撃たれた弁護士2人も病院へ運ばれたが、警察は容体を明らかにしていない。事件を受け、裁判所は閉鎖された。

ローリー警察の署長は記者会見で、「法廷には訴訟関係者全員がいた。容疑者は法廷内で既に不穏な様子を見せていた」と説明した。一方で、裁判の具体的な内容については公表を避けている。

米国では近年、裁判所や司法関係者を標的とした暴力事件への懸念が高まっている。裁判所は本来、市民が法的紛争を平和的に解決する場であるが、判決や審理結果に対する強い不満が暴力へ発展するケースも後を絶たない。今回の事件も法廷外で突然発砲に及んだ点から、司法制度や警備体制の在り方を問う事態となっている。

捜査当局は事件の動機や計画性の有無について詳しく調べている。

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