◎事故は首都ストックホルムの西方約160キロにあるオレブロ駅横の踏切で28日に発生。別の列車から降りた乗客3人が貨物列車に接触した。
旅客列車(Getty Images)

スウェーデン中部オレブロの踏切で3人が貨物列車にはねられ死亡した。現地メディアが29日に報じた。

それによると、事故は首都ストックホルムの西方約160キロにあるオレブロ駅横の踏切で28日に発生。別の列車から降りた乗客3人が貨物列車に接触したという。

運輸局の広報担当は公共放送スウェーデン・テレビ(SVT)の取材に対し、「警察が現場を封鎖し、事故原因を調べている」と語った。

この踏切に警報機や遮断機はなく、列車が接近していることを知らせるライトしか設置されていない。

亡くなったのは25歳の男性、20代の女性、3人目の身元は明らかになっていない。

SVTによると、この踏切では2017年にも男性が列車にはねられ死亡している。

地元自治会はこの踏切の閉鎖を国鉄に打診したとされるが、駅利用者の大半がこの踏切を通過するため、閉鎖は難しいと回答したという。

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