フランス・パリ郊外で銃撃事件、1人死亡、5人負傷、容疑者逮捕、人種差別動機のテロ犯罪として捜査
事件はパリ西方の3カ所で発生。容疑者は車に乗ったまま通行人らに向けて銃を撃ったとみられる。
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フランス・パリ近郊で23日、銃撃事件が発生し、1人が死亡、5人が負傷した。警察は容疑者を逮捕し、検察庁が捜査を引き継いだ。ヌニェス(Laurent Nuñez)内相は「テロ」との見方を示し、人種差別的な動機があった可能性も含めて調べている。
事件はパリ西方の3カ所で発生。容疑者は車に乗ったまま通行人らに向けて銃を撃ったとみられる。死亡したのはアフリカ系住民とされ、負傷者には12歳の少女も含まれる。負傷した5人のうち少女を含む4人が重傷と伝えられている。
ヌニェス氏によると、容疑者は軍用級、または自動式とみられる銃器を使用した。最後の発砲後、警察官5人が容疑者の身柄を確保した。容疑者の自宅にはガスボンベを使った罠が仕掛けられていたとの情報も出ているが、当局は事実関係を確認中としている。
検察はテロ組織に関連した殺人や、人種、民族、国籍、宗教などを理由とする加重犯罪の疑いで捜査を開始した。パリ市当局も無差別に近い銃撃だったとの見方を示し、人種差別やイスラム嫌悪に動機づけられた攻撃の可能性を指摘した。検察・警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。
マクロン(Emmanuel Macron)大統領は犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。フランスでは生活費高騰への抗議デモが続き、先週の騒乱を受けて警備が強化されていた。
今回の事件は社会的緊張が高まる中、人種差別や過激化への対策を改めて問うものとなった。
