◎カリーニングラードはバルト海に面するロシアの飛び地で、NATO加盟国のポーランドとリトアニアの間に位置する。
2022年10月17日/ロシア、南西部クラスノダール地方エイスクの住宅地、ロシア軍機が墜落した瞬間(Kooperativ Telegram Channel)

ロシアの飛び地カリーニングラード州で訓練中のロシア軍機が墜落し、乗員2人が死亡した。国営メディアが12日に報じた。

それによると、事故は同州の砂漠地帯で発生。墜落したのはスホイ30で、弾薬は装備していなかったという。

地元当局は声明で、「スホイ30は訓練飛行中、市街地から離れた砂漠地帯に墜落し、乗員2人が死亡した」と述べている。

当局によると、墜落の原因は調査中。機器の故障により墜落した可能性が高いと伝えられているが、それ以上の詳細は明らかにされていない。

カリーニングラードはバルト海に面するロシアの飛び地で、NATO加盟国のポーランドとリトアニアの間に位置する。

ロシア軍はスホイ30をウクライナ侵攻で使用している。

ロシア空軍では戦闘機の墜落事故が相次いでいる。一部のアナリストはウクライナ侵攻の影響でパイロットの訓練時間が短くなったことが原因と指摘している。

先月には訓練飛行中の戦闘機2機が墜落。1機は太平洋に、もう1機はウクライナ南部のアゾフ海に墜落した。

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