◎南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋は3日連続で一時通行止めとなった。
2023年9月6日/ウクライナ、東部ドネツク州コンスタンチノフカ、ロシア軍の攻撃を受けた建物と車両(Evgeniy-Maloletka/AP通信)

ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の住宅地を砲撃し、子供5人を含む少なくとも11人が死亡、8人が負傷した。ウクライナ当局が6日、明らかにした。

それによると、ロ軍は前線に近い集落に砲弾を撃ち込んだという。

一方、ウクライナ軍は6日、ロシア占領下にあるクリミア半島西部の空軍基地への攻撃が成功したと発表した。

空軍のオレシュチュク(Mykola Oleshchuk)司令官はテレグラムに声明を投稿。「すべての標的を破壊した」と書き込み、ロ軍基地とみられる写真も公開した。

ロシア国防省は6日未明の声明で、「クリミア半島上空に飛来したウクライナ軍のミサイル4発をすべて撃墜した」と発表。その後、同省は防空部隊が黒海上空でもウ軍の対艦ミサイル6発をすべて撃ち落としたと報告した。

クリミアとロシア本土を結ぶクリミア橋は3日連続で一時通行止めとなった。

ロシア西部ベルゴロド州当局は6日、「領内に侵入した飛行物体を撃墜した」と発表。それ以上の詳細は明らかにしておらず、負傷者が出たかどうかも不明。

ベルゴロド州では昨年末の攻撃で25人が死亡、100人以上が負傷している。ロシアはウクライナ軍がチェコ製のロケットとクラスター弾を搭載したミサイルを使用したと主張している。

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