◎ウクライナ当局は短距離弾道ミサイルのひとつであるイスカンデルが使用されたと報告している。
2024年3月15日/ウクライナ、南部オデーサ州の住宅地(AP通信)

ウクライナ南部オデーサ州の住宅地に核弾頭搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデル」が着弾し、少なくとも16人が死亡、53人が負傷した。ウクライナ当局が15日、明らかにした。

ロシア大統領選は2022年に併合されたウクライナ4州(ドネツク、ルガンスク、ヘルソン、ザポリージャ)でも行われている。プーチン(Vladimir Putin)大統領の再選は確実だ。

現地メディアによると、最初のミサイル攻撃から数十分後、ほぼ同じ地点にミサイルが撃ち込まれ、消防士数人が死亡したという。

ウクライナ当局は短距離弾道ミサイルのひとつであるイスカンデルが使用されたと報告している。

この攻撃で少なくとも10戸の家屋が被害を受けた。

ロシア軍は同じ地点に時間差でミサイルを撃ち込む戦術を多用している。

オデーサ州政府は声明で、「ミサイルが撃ち込まれた場所は住宅地であり、軍事施設はひとつもない」と非難した。

ロシアは昨年夏以降、貿易の拠点であるオデーサ州への攻撃を強化している。

3月2日には高層ビルに自爆ドローンが衝突。子供5人を含む12人が死亡した。

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