◎クリュチェフ山(標高4750m)はユーラシア大陸最高峰の活火山であり、昨年も何度かマグマを噴出している。
ロシア極東カムチャツカ半島のクリュチェフ山(Getty Images)

ロシアの国営メディアは3日、極東カムチャツカ半島の活火山、クリュチェフ山(Klyuchevskaya Sopka)に登っていた命知らずなハイカー5人が死亡したと報じた。

タス通信などによると、5人は頂上近くで何らかの事故に見舞われたという。救助隊は負傷した別の2人の救助を試みているようだ。

クリュチェフ山(標高4750m)はユーラシア大陸最高峰の活火山であり、昨年も何度かマグマを噴出している。

ハイカーは全員ロシア人と伝えられている。事故の詳細は明らかにされていないが、ロシア通信(RIA)は当局者の話を引用し、「5人は滑落したとみられる」と報じた。

昨年3月の噴火直後には流出したマグマでソーセージを焼いたり、火口近くで写真を撮影するハイカーが相次いだ。

カムチャツカ半島は活火山、休火山、温泉、野生生物が豊富なことで知られている。

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