◎警察は21日に4人を逮捕した。身元と認否は明らかにされていない。
北マケドニアの遺跡(Getty Images)

北マケドニアの警察当局は22日、南部の遺跡で違法採掘を行ったウクライナ人4人を逮捕したと発表した。

地元メディアによると、容疑者たちは南部地域にあるイサール(Isar)と呼ばれる遺跡に侵入し、地面を掘り返していたという。

地元警察は21日に4人を逮捕した。身元と認否は明らかにされていない。

警察によると、4人は金属探知機、シャベル、出土品数点を所持していたという。

4人は滞在許可証を持っていた。地元メディアによると、国指定の遺跡で違法発掘を行った場合、10年以下の懲役刑に処される可能性があるという。

イサールは南部のギリシャ国境から20kmほどのところにある。

考古学者たちは1977年から1986年にかけて、イサールにある200以上の墓を調査した。その結果、青銅器時代から古代末期の出土品が発見されたとのこと。

この遺跡には古代ローマ様式の神殿とスタジアムの残骸がある。

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