ウクライナとロシアの相互攻撃続く、6人死亡、負傷者多数
ウクライナ当局によると、ロシア軍は夜間に弾道ミサイル7発とドローン136機を発射し、首都キーウをはじめ複数の都市を攻撃した。
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ロシア軍とウクライナ軍による相互攻撃が26日も続き、ウクライナ各地ではロシア軍のミサイル・ドローン攻撃により少なくとも2人が死亡した。一方、ロシアが支配するウクライナ東部ドネツク州ホルリウカでは、ウクライナ軍のドローン攻撃により4人が死亡したとロシア当局が発表した。双方が民間人への被害を訴える状況が続いており、戦闘終結の見通しは立っていない。
ウクライナ当局によると、ロシア軍は夜間に弾道ミサイル7発とドローン136機を発射し、首都キーウをはじめ複数の都市を攻撃した。キーウでは未明に爆発音が鳴り響き、防空部隊による迎撃が行われたものの、落下した破片などによって住宅や商業施設で火災が発生し、少なくとも3人が負傷した。市当局は消防隊を出動させ、消火活動と住民の避難支援に当たった。
東部ハルキウ州ではロシア軍のドローン攻撃で1人が死亡、10数人が負傷した。また南部ザポリージャ州でも誘導爆弾による攻撃で1人が死亡し、複数人が負傷した。住宅地や民間施設への被害も確認され、各地で救助活動が続けられている。ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は「ロシアによるテロ攻撃」と非難し、国際社会に対し、防空能力の強化に向けた支援継続を改めて訴えた。
一方、ロシアが実効支配するドネツク州ホルリウカでは、ウクライナ軍のドローン攻撃により民間人4人が死亡したと親ロシア派当局が発表した。ロシア国防省は国内各地に飛来したウクライナ軍のドローン133機を迎撃したとしており、国境地帯や占領地域を中心にドローン攻撃への警戒を強めている。これらの発表内容について、双方の主張を独立した立場から確認することは困難な状況である。
今回の攻撃の応酬は、ウクライナがロシア国内の燃料施設や軍事拠点への長距離ドローン攻撃を強化する一方、ロシア軍がミサイルやドローンによる大規模攻撃で対抗する構図の中で発生した。
戦闘は前線だけでなく、双方の後方地域にも拡大しており、市民生活への影響は深刻さを増している。民間人の犠牲が相次ぐ中でも停戦交渉に目立った進展はなく、双方による攻撃の応酬が続くことで、人的被害やインフラ破壊がさらに拡大することが懸念されている。
