代理出産で21人の子どもを養育、米カリフォルニア州の夫婦を児童虐待容疑で逮捕
逮捕されたのは、アルカディアに住むシルビア・チャン(Sylvia Chang)容疑者と夫のグオジュン・シュアン(Guojun Xuan)容疑者。
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米カリフォルニア州で、代理出産を通じて少なくとも21人の子どもをもうけていた夫婦が、児童虐待に関する共謀容疑で逮捕された。ロサンゼルス郡保安局が6日、明らかにした。
逮捕されたのは、アルカディアに住むシルビア・チャン(Sylvia Chang)容疑者と夫のグオジュン・シュアン(Guojun Xuan)容疑者。警察は、夫婦が少なくとも21人の子どもに関係していたとみている。このうち15人は2025年、虐待の申告を受けて夫婦の自宅から保護された。子どもたちの年齢は生後2カ月から13歳までで、1歳から3歳の子どもが大半を占めていた。
警察によると、チャン自身が出産したのは1、2人で、残る子どもは代理母が出産したとみられる。夫婦は警察に対し「大家族を望んでいた」と説明し、チャンを母親、シュアンを父親とする出生証明書を提出していた。証明書にはカリフォルニア州外で発行されたものも含まれていたという。
捜査のきっかけは2025年5月、生後2カ月の乳児が頭部に重傷を負って病院に運ばれたことだった。警察は夫婦宅で働いていた乳母が乳児を激しく揺さぶったことが原因とみている。当時、夫婦は逮捕されたものの、不起訴処分となっていた。
その後の家宅捜索では、監視カメラの映像から、教室のような部屋に座らされた子どもたちを乳母らが殴る様子が確認された。乳児に暴行したとされる乳母には逮捕状が出されたが、現在も行方は分かっていない。
さらに捜査では、代理母となった女性たちへの説明にも問題があった可能性が浮上した。少なくとも8人の女性が夫婦から代理母になるよう積極的に勧誘されたと訴え、多くが夫婦の家族構成や意図について誤解を招く説明や不十分な情報を受けたと証言している。
代理出産をめぐる契約や親権の問題にも発展する可能性があり、当局は子どもたちの養育環境だけでなく、夫婦がどのような方法で代理母を募っていたのかについても捜査を続けている。
