◎ドローンは東部地区の大通りで走行中の車両を空爆。3人の殺害に成功したという。民間人が巻き込まれたかどうかは不明だ。
イラク、首都バグダッド郊外、イスラム過激派に対する米軍のドローン空爆(Getty Images)

米軍のドローンがイラク・バグダッド東部地区を空爆し、親イラン武装組織カタイブ・ヒズボラの高官を含む3人を殺害した。現地メディアが7日に報じた。

それによると、ドローンは東部地区の大通りで走行中の車両を空爆。3人の殺害に成功したという。民間人が巻き込まれたかどうかは不明だ。

AP通信はこの件に詳しいホワイトハウス関係者の話しとして、「カタイブ・ヒズボラの幹部が空爆の標的になった」と伝えている。

イラクメディアはカタイブ・ヒズボラの報道官の話を引用し、「殺害された3人のうち1人はシリアで作戦を指揮する司令官である」と報じた。

米軍はヨルダンの前哨基地がドローン攻撃を受け、米兵3人が死亡したことを受け、イラク西部とシリア東部のイラン民兵拠点数十カ所を報復空爆。イエメン・フーシ派への攻撃も開始した。

米国はヨルダンの攻撃について、イラン政府の支援を受けるイラク民兵の傘下組織IRI(Islamic Resistance in Iraq)やその他のイスラム抵抗勢力が関与したと非難。カタイブ・ヒズボラがそれを主導した疑いがあると指摘している。

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