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ガザ地区でイスラエル軍の空爆、4人死亡、和平交渉停滞

今回の攻撃により、2025年10月の停戦発効以来、イスラエル軍の攻撃で死亡したパレスチナ人は1100人を超えた。
2026年7月15日/パレスチナ自治区、ガザ地区デイル・アルバラの病院(ロイター通信)

パレスチナ・ガザ地区で15日、イスラエル軍による空爆があり、医療関係者によると、少なくとも4人が死亡した。このうち中部デイル・アルバラでは一家3人が犠牲となり、3歳の男児が負傷した。イスラエル軍は攻撃について、イスラム組織ハマスの戦闘員を標的にしたものと説明している。

医療当局によると、デイル・アルバラで攻撃を受けた住宅では夫婦と6歳の娘が死亡、3歳の息子が病院で治療を受けている。またガザ市北部でも別の空爆があり、1人が死亡した。現場では救助隊が瓦礫の下敷きになった住民の捜索を続けており、被害の全容は明らかになっていない。

これに対しイスラエル軍はデイル・アルバラでの攻撃について、ハマスの戦闘員を標的にしたものと発表したが、民間人が巻き込まれた経緯については説明していない。イスラエル側は停戦期間中も、部隊への脅威やハマスを含む武装勢力の活動を確認した場合には軍事行動を継続する方針を示しており、ガザ各地で限定的な空爆や砲撃を続けている。ハマス側はこうした攻撃を停戦合意違反と非難し、交渉の障害になっていると主張している。

今回の攻撃により、2025年10月の停戦発効以来、イスラエル軍の攻撃で死亡したパレスチナ人は1100人を超えた。大規模な地上戦は停止したものの、ガザではほぼ連日死傷者が発生している。国連によると、戦争の影響で5万8000人以上の子どもが父母のいずれか、あるいは両親を失っており、子どもたちへの心理的・社会的影響が深刻化している。

和平協議はエジプトのカイロで仲介国を交えて続けられている。協議では、米国が仲介する和平構想に基づき、ハマスの武装解除、イスラエル軍の段階的撤退、パレスチナ側の暫定統治機構の設置、国際部隊の展開などが議題となっている。しかし、ハマスはイスラエルが停戦第1段階の合意内容を履行していないとして次の段階への移行を拒み、交渉はほとんど進展していない。双方の意見の隔たりは大きく、停戦を恒久的な和平につなげる道筋は見通せない。

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