◎パキスタンの雨季は7月から9月まで続く。
2022年7月9日/パキスタン・カラチの道路(Akhtar Soomro/ロイター通信)

パキスタン北部で大雨による洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも13人が死亡、7人が負傷した。地元当局が23日、明らかにした。

それによると、北西部カイバル・パクトゥンクワ州と北部ギルギット・バルチスタン地域で被害が拡大したという。

カイバル・パクトゥンクワ州ではこの2日間で9人の死亡が報告されている。

ギルギット・バルチスタン地域の郊外では大規模な土砂崩れが発生し、家族4人が死亡した。

国家防災管理庁(NDMA)によると、カイバル・パクトゥンクワ州では家屋少なくとも74戸が被害を受けたという。被害の全容は明らかになっておらず、当局が調査を進めている。

同州政府は一部地域に非常事態を宣言し、住民に身の安全を守るよう呼びかけている。

パキスタンの雨季は7月から9月まで続く。

NDMAの統計によると、6月25日以降の大雨関連による死亡者の数は101人に達し、そのうち42人が子供だという。(7月23日時点)

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