◎土砂崩れはメアングエラ島の中心部から数キロ離れた郊外の集落で10日未明に発生。民家の外壁が崩れ、室内に土砂が流入した。
エルサルバドル、首都サンサルバドルの通り(Getty Images)

中米エルサルバドルのメアングエラ島で10日、大雨による土砂崩れが発生し、10代の若者2人が死亡した。

地元メディアによると、土砂崩れはメアングエラ島の中心部から数キロ離れた郊外の集落で10日未明に発生。民家の外壁が崩れ、室内に土砂が流入し、2人が死亡したという。

警察は亡くなった2人の身元を明らかにしていない。年齢は13歳と17歳。性別は不明である。

大統領府は声明で、「救助隊から複数カ所で土砂崩れや洪水が発生していると報告を受けた」と明らかにした。

地元テレビ局は現場で救助作業に当たった消防士の話しとして、「この地域では9日の午前から雨模様の天気となっていた」と伝えている。

気象台によると、メアングエラ島の過去24時間の雨量は多いところで100ミりを超え、土砂崩れのリスクが高まっているという。

土砂崩れが起きた現場周辺でも強い雨が2時間ほど降った。

米国立気象局(NWS)によると、カリブ海諸国の上空には熱帯低気圧がしばらく居座り、10~12日頃まで広い範囲で雨が続く見通し。

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