◎東アフリカの一部地域では3月末頃から雨が降り続いている。
2023年5月4日/コンゴ民主共和国、東部・南キブ州の集落(Getty Images)

コンゴ民主共和国の地元当局は5日、東部・南キブ州の一部地域で大雨による洪水りが発生し、少なくとも15人が死亡、数十人が行方不明になっていると報告した。

地元ラジオ局は自治体職員の話として、「1つの集落で少なくとも15人が死亡し、近隣の2集落では30人以上と連絡が取れず、救助活動が続いている」と伝えた。

この職員によると、広い範囲で道路が冠水し、複数箇所で土砂崩れが発生したという。

被害の全容は明らかになっていない。

報道によると、4日の夕方以降、広い範囲で大雨となり、少なくとも2つの河川が決壊し、多くの家屋が流されたという。

救助活動には警察・自治体職員・ボランティアが参加している。

南キブ州政府は5日の声明で犠牲者に哀悼の意を表し、現場に代表団を派遣すると報告した。

東アフリカの一部地域では3月末頃から雨が降り続いており、ウガンダとケニアでも数千人が避難を余儀なくされた。

コンゴの隣国ルワンダでは今週初めの洪水・土砂崩れで少なくとも129人が死亡。犠牲者はさらに増えると予想されている。

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