◎Tyre Extinguishers(タイヤ・エクスティングイッシャー)は公式ツイッターアカウントに「世界の都市部でSUVを所有できないようにする」と書いている。
デンマークの環境活動家たち(Getty Images/AFP通信)

デンマークの警察当局は7日、環境活動団体が首都コペンハーゲンでスポーツタイプ多目的車(SUV)100台以上のタイヤをパンクさせたと明らかにした。

環境保護団体Tyre Extinguishers(タイヤ・エクスティングイッシャー)はウェブサイトに声明を掲載。「我々は気候変動、大気汚染、安全でないドライバーから身を守るために行動している」と主張した。

この団体はSUVなどによる二酸化炭素の排出を阻止するという信念に基づいて活動しているようだ。

コペンハーゲン警察は声明で、「破壊行為は6~7日にかけて発生した」と報告。目撃者に情報提供を呼びかけた。

地元メディアは警察筋の話しとして、「被害の全容は調査中であり、少なくとも100台以上のSUVのタイヤがパンクさせられた」と伝えている。

それによると、被害に遭ったSUVにはメモが貼られていたという。それ以上の詳細は明らかになっていない。

地元テレビ局は被害に遭ったSUVについて、「ガソリン車だけでなく、電気自動車も狙われた」と伝えている。

Tyre Extinguishersは公式ツイッターアカウントに「世界の都市部でSUVを所有できないようにする」と書いている。同団体は以前にも欧米諸国でSUVのタイヤを破壊したと主張したことがある。

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