◎ボゴタ市長室はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「パートナーと一緒にシャワーを浴びましょう」と提案した。
2024年4月12日/コロンビア、首都ボゴタ郊外のダム(ロイター通信)

40年ぶりの歴史的な干ばつに見舞われているコロンビアの首都ボゴタで給水制限が始まった。現地メディアが12日に報じた。

一部地域では水道が完全に止まり、緊急の給水スポットが設置された。ボゴタの水道局は15日ごとにこの措置を見直し、維持するか否かを決める。

ボゴタが給水を制限し、配給制に移行したのは1984年以来40年ぶり。1997年には給水システムの不具合で制限を余儀なくされている。

地元メディアによると、ボゴタのダムや貯水池の水位は歴史的な低水準に達したという。市内の雨量はエルニーニョの影響で平年の2割以下となっている。

水道局は市民に対し、洗車や庭への散水をやめ、シャワーを浴びる時も節水対策を実施するよう勧めている。

ボゴタ市長室はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「パートナーと一緒にシャワーを浴びましょう」と提案した。「パートナーとのスキンシップにもなり、一石二鳥です」

市内の洗車場は何とか営業を継続している。地元メディアによると、水圧が低下しているため、顧客が希望するような洗車は期待できないという。

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