◎貴重な映像を公開した地質学者のランス・カールソン氏は、浅瀬で怒ったタコの急襲を受け、負傷した。
2021年3月18日/オーストラリア、西オーストラリア州のジオグラフ湾の怒ったタコ(7NEWSInstagram/Lance Karlson)

報道によると、オーストラリアの好奇心旺盛なスイマーは、浅瀬で水浴びしていたタコに接近し、激しくムチ打たれたという。

貴重な映像を公開した地質学者のランス・カールソン氏は、浅瀬で怒ったタコの急襲を受け、負傷した。

元ライフガードのカールソン氏は7NEWSの取材に対し、「タコはとても怒っていました」と述べた。「タコは私の腕を背後からムチ打ちました。数秒後、今度は首を打たれました。私はタコからすぐ離れ、身の安全を確保しました。痛みはほとんどありませんが、タコにムチ打たれたことがショックで、しばらくタコは見たくないと思いました」

7NEWSによると、カールソン氏の首と背中はタコのように赤く腫れていたという。カールソン氏はインタビューの中で、「コーラをかけ、痛みを和らげました」と述べた。「海の生き物の刺し傷の痛みを一時的に抑えたい時は酢をかけるべきです。しかし、私は酢を持っていませんでした」

保健当局によると、ウニの棘は酢で溶けるため、触るなどして負傷した時は、応急処置として利用できるという。クラゲについても酢で洗えば痛みや炎症を抑えると伝えられているが、種類によっては効果がなく、負傷箇所を悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要

家族と西オーストラリア州のジオグラフ湾のリゾート地に滞在していたカールソン氏は当時、タコの触手をアカエイの尻尾と勘違いしたという。

カールソン氏は2歳の娘と一緒に浅瀬を進み、水浴びする大きなタコ発見、撮影に成功した。

カールソン氏はロイター通信の取材に対し、「タコは私たちを襲いました。とてもショックです」と述べた。

タコは海で生活する軟体動物の総称で、吸盤のついた足(腕)を8本持っている。タコを使った人気料理はタコ焼き、タコの塩辛、タコ刺し、タコのカルパッチョ、タコの和え物、刻みタコ、ボイルタコ、タコご飯など。

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