◎先週末に中国で再リリースされたジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」は、先週末だけで約1,200万ドル(13億円)を稼ぎ、世界歴代興行収入1位に返り咲いた。
ゲッティイメージズ/ジェームズ・キャメロン監督とシガニー・ウィーバー氏

ボックスオフィスによると、先週末に中国で再リリースされたジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」は、先週末だけで約1,200万ドル(13億円)を稼ぎ、世界歴代興行収入1位に返り咲いたという。

同作は2019年にアベンジャーズ:エンドゲームに追い抜かれるまで、約10年間世界興収1位を保持していた。中国で再リリースされた結果、同作の興行収入は28億ドル(約3,060億円)を超えたという。

<映画世界歴代興収TOP3:3月14日時点>
1.アバター 28.11億ドル
2.アベンジャーズ:エンドゲーム 27.98億ドル
3.タイタニック 24.72億ドル

配給のウォルト・ディズニーによると、同作は3月12日だけで約400万ドルを記録し、エンドゲームを追い抜いたという。ディズニーは2019年に20世紀フォックスを買収し、同作の権利を取得した。また、世界興収第3位のタイタニックの権利も所有している。

ジェームズ・キャメロン監督は2019年にエンドゲームがアバターを追い抜いた際、お祝いのメッセージをイラスト付きで投稿している。

報道によると、キャメロン監督はアバターの続編を制作している最中で、パート2は2022年12月に公開される予定だという。

アバターのプロデューサー、ジョン・ランドー氏は声明で、「素晴らしい記録を達成できたことを誇りに思います。ジム(ジェームズ・キャメロン監督)と私は、アバターが前例のない時代に劇場に戻ってきたことに興奮しています。中国のファンのサポートに感謝したいと思います」と述べた。

中国の映画館はコロナの完全封鎖からほぼ立ち直り、先月公開された「僕はチャイナタウンの名探偵3(原題:唐人街探案3)」は公開初日に約170億円(10億4200万元)を売り上げた。

ディズニーは東南アジアの少女をヒロインにした「ラーヤと龍の王国(原題:Raya and the Last Dragon)」を今月初めに公開している。

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