◎レディー・ガガ氏の飼い犬を散歩させていたライアン・フィッシャー氏は半自動小銃を持った男に襲われ、胸を撃たれた。
3月1日、レディー・ガガ氏の飼い犬を散歩させていた際に銃撃されたライアン・フィッシャー氏が事件当時の様子を語った。
フィッシャー氏は先週、ロサンゼルスのハリウッドでレディー・ガガ氏のブルドッグ3匹を狙ったと思われる男2人に襲われ、半自動小銃で胸を撃たれた。
フィッシャー氏を銃撃した男と共犯者はレディー・ガガ氏のブルドッグ、コウジとグスタフを誘拐し、逃走した。しかし、メスのアジアは男たちの攻撃を上手くかわし、無傷で保護された。
フィッシャー氏は声明の中で、「アジアは撃たれた私の横にいました。私は彼女の姿を見て、生きなければならないと決意しました」と語り、アジアを守護天使と呼んだ。
ライアン・フィッシャー氏:
「撃たれた時、私はパニック状態でした。アジアの周囲の血が自分のものだと気づいていました。しかし、彼女の姿を見た瞬間、落ち着きを取り戻すことができました」
「私はできる限りアジアを抱きしめ、一緒に行ったすべての素晴らしい冒険(散歩)に感謝し、彼女の兄弟を守れなかったことを謝罪しました。そして、私は誘拐されたコウジとグスタフを救おうと決心しました」
フィッシャー氏の容体は安定しており、完全に回復できると伝えられている。
その後、コウジとグスタフは2月26日に無事保護された。ロサンゼルスの警察によると、2匹を保護した女性は誘拐事件には関わっていないという。フィッシャー氏を撃った男と共犯者はまだ捕まっていない。
現在、イタリアで映画を撮影しているレディー・ガガ氏は、コウジとグスタフを保護してくれた人に50万ドル(約5,400万円)を支払うと述べていたが、女性が報酬を受け取るかどうかは分かっていない。
フィッシャー氏はインスタグラムの投稿で、「家族を失ったにもかかわらず、あなた(ガガ氏)は友人として私をサポートしてくれました」と述べた。
ライアン・フィッシャー氏:
「私の人生は突然、予期せぬ方向転換をしましたが、2匹が無事であったことを嬉しく思います。速やかに犯罪者が捕まり、裁判にかけられることを望みます」