▽IMF理事会は昨年9月、パキスタンに対する70億ドル新規融資を承認した。
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パキスタン政府は9日、国際通貨基金(IMF)の理事会がパキスタンに対する70億ドル融資プログラム見直しなど承認し、10億ドル分の融資が決まったと明らかにした。
シャリフ(Shehbaz Sharif)首相は声明で、IMF理事会が2回目の融資を承認したことに謝意を表明をした。
IMF理事会は昨年9月、パキスタンに対する70億ドル新規融資を承認した。
現地メディアによると、IMF理事会は融資プログラムの内容一部見直しも承認したという。
パキスタンは現在、係争地カシミール地方をめぐって隣国インドと激しく対立。過去30年で最悪の紛争に発展しつつある。
パキスタンとIMFの実務者はこの紛争が始まる以前に融資見直しで合意していた。
パキスタンとインドは9日、カシミール地方の住民が逃げ惑う中、ドローンや大砲による攻撃で互いを非難した。
今回の見直し承認により、70億ドルのうち20億ドルが融資されることになる。