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▽イスラエルとヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。
2025年5月8日/レバノン南部、イスラエル軍による空爆(ロイター通信)

イスラエル軍が8日、レバノン南部のヒズボラ拠点を空爆した。

レバノンの保健省によると、この空爆で少なくとも1人が死亡、8人が負傷したという。

イスラエル国境から12キロほど離れた集落で大きな爆発が複数回確認された。

イスラエルとヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。

イスラエル軍は協定発効後もベイルートや南部を定期的に攻撃。そのほとんどがヒズボラの戦闘員やその関連施設に対するものである。

イスラエルとヒズボラは停戦発効から60日以内にレバノン南部から部隊を撤退させ、その後、レバノン正規軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が南部を管理することで合意していた。

しかし、イスラエルはレバノン側が合意を守っていないと主張。撤退を拒否している。

イスラエル軍は8日、レバノン南部にあるヒズボラのインフラを攻撃したと発表した。

ヒズボラはコメントを出していない。ヒズボラはイスラエルとの停戦協定に基づき、今回空爆を受けたエリアから部隊を撤退させたと報告している。

レバノン政府は現在、大打撃を受けた南部地域の再建や南部国境沿いの治安維持に奔走している。世界銀行がレバノンの復興費用を110億ドル以上と見積もっている。

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