▽事件は2021年11月30日に発生。当時18歳だった被告は高校バスケの試合を観戦中、体育館の売店で40口径の拳銃を取り出し、3発発砲した。
米テネシー州の連邦裁判所が7日、高校のバスケットボールの試合会場で発砲し、2人を殺害、1人に重傷を負わせたとして起訴された被告に禁固76年の実刑判決を言い渡した。
ギブソン郡検察は声明で、「第2級殺人、殺人未遂、違法武器所持などの罪で24年11月に有罪評決を受けたジャドン・ハーディマン（Jadon Hardiman、21歳）に実刑判決が言い渡された」と述べた。
事件は2021年11月30日に発生。当時18歳だった被告は高校バスケの試合を観戦中、体育館の売店で40口径の拳銃を取り出し、3発発砲した。
このうち1発が男性選手に、もう1発が別の男性選手に当たった。最初に被弾した男性は即死、もう1人は首を撃たれ、半身不随になり、22年3月に亡くなった。
3発目の銃弾は3人目の男性の後頭部を直撃。この男性は一命を取り留めた。
警察が公開した防犯カメラの映像には体育館やトイレなどに逃げ込む人々の姿が映っていた。
犯行の動機は明らかになっていない。
