▽7人が北マケドニアで、64人が欧州各地の病院で治療を受けている。
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北マケドニアのナイトクラブ火災で重傷を負った男性が亡くなった。保健省が8日、明らかにした。
それによると、重度の火傷を負いリトアニアで治療を受けていた29歳男性が7日に亡くなったという。
これで犠牲者は61人になった。
この火災は北東部コチャニのナイトクラブで3月16日未明に発生。花火ショーの最中に引火し、59人が死亡、200人近くが負傷した。犠牲者のほとんどが10代後半から20代前半の若者であった。
先週末にはリトアニアで治療を受けていた1人が亡くなった。性別と年齢は明らかにされていない。
保健省によると、7人が北マケドニアで、64人が欧州各地の病院で治療を受けているという。
捜査当局はナイトクラブの防火対策が不十分だったことや、クラブの営業許可が不正に取得されたとして、元財務相や7人の警察幹部らを逮捕。34人が裁判を待っている。
地元メディアによると、容疑者たちは有罪が確定した場合、最高で禁固20年に処される可能性があるという。
火災発生時、ナイトクラブ内には31人の未成年者を含む約650人がいた。負傷した196人のうち25人が未成年であった。