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▽アラブ経済開発銀行やアフリカ輸出入銀行などが22億ドルの資金調達に協力する。
ナイジェリアの農家(Getty Images)

アフリカ開発銀行(AfDB)は8日、食糧安全保障の強化と雇用創出のため、ナイジェリアに22億ドルを融資すると発表した。

AfDBのアデシナ(Akinwumi Adesina)総裁は北西部カドゥナ州の式典で演説。「28州の農産物加工地帯の開発を支援するために22億ドルを融資する」と語った。

それによると、融資は数回に分けて実施され、第1段階ではカドゥナ州を含む5州が対象。

アデシナ氏は「理事会は第2段階の資金を近日中に承認する」と述べた。

アラブ経済開発銀行やアフリカ輸出入銀行などが22億ドルの資金調達に協力する。

各地に農産物を加工する工場や施設が建設される予定。農場から市場までのバリューチェーンを強化することを目的としている。

AfDBによると、ナイジェリアは昨年、47億ドルを食料輸入に費やしている。当局は農業部門への投資拡大により、この傾向を逆転させたいと考えている。

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