▽テスラのマスクCEOがトランプ政権の政府効率化省（DOGE）の責任者に就任して以来、テスラ車や販売店などを狙った事件が多発している。
ボンディ（Pam Bondi）米司法長官は20日、テスラ車やその充電ステーションを破壊した容疑者は厳しい現実に直面することになると警告した。
ボンディ氏は声明で、「テスラ社の所有物に対する国内テロの波に加われば、司法省はあなた方を刑務所に入れるだろう」と述べた。
ボンディ氏はオレゴン州、コロラド州、サウスカロライナ州のテスラ販売店などに対する最近の襲撃で逮捕・起訴された3人に言及した。
テスラのマスク（Elon Musk）CEOがトランプ政権の政府効率化省（DOGE）の責任者に就任して以来、テスラ車や販売店などを狙った事件が多発。シアトル、カンザスシティ、ラスベガスなど全米の各都市で被害が報告されている。
オレゴン州の被告は同州セイラムにあるテスラ販売店に8発の火炎瓶を投げつけた後に逮捕された。警察によると、容疑者は逮捕時、AR15ライフルを所持していたという。
コロラド州で起訴された被告は火炎瓶でテスラ車に火をつけようとしたところを取り押さえられた。司法省によると、被告は別の販売店を襲撃するために、火炎瓶の材料を自宅に保管していたという。
サウスカロライナ州チャールストンに住む3人目の被告は火炎瓶で充電ステーションに火をつけた。警察によると、被告は火をつける前にトランプ（Donald Trump）大統領を中傷する落書きをしていたという。
