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▽北朝鮮は1万人を超える兵士をロシア西部クルスク州に派遣している。
北朝鮮とロシアの国旗(Getty Images)

ロシアのルデンコ(Andrei Rudenko)外務次官が北朝鮮訪問した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が14日に報じた。

韓国の聯合ニュースによると、ルデンコ氏は米国がウクライナ戦争の一時停戦をロシア側に提示したことを受け、北朝鮮に向かったとされる。

北朝鮮は1万人を超える兵士をロシア西部クルスク州に派遣している。

ルデンコ氏は2022年2月にウクライナへの全面侵攻が始まって以来、ロシアと北朝鮮の関係構築に携わってきた。

KCNAはルデンコ氏が首都平壌の記念碑を訪問したと報じているが、それ以上の詳細は明らかにしていない。

国連は1万2000人を超えるの北朝鮮軍兵士がロシアに駐留し、クルスク州でウクライナ軍と戦っていたと報告している。

トランプ(Donald Trump)米大統領は14日、ソーシャルメディアへの投稿で、プーチン(Vladimir Putin)露大統領と13日に有意義で生産的な協議を行ったとし、「ウクライナ戦争は終結する可能性が非常に高い」と記した。

またトランプ氏はロシア西部クルスク州で劣勢に立たされているウクライナ兵を助けるようプーチン氏に要請した。

プーチン大氏は14日、クルスク州で戦いを有利に進めていると強調。「兵士の命を守るために、クルスク州のウクライナ軍は降伏しなければならない」と述べた。

一方、米シンクタンク戦争研究所は14日、ロシア軍が西部クルスク州でウクライナ軍を完全に包囲しているというロシア当局の主張を否定。「入手可能なデータを見る限り、ロシアはウ軍を包囲していない」とし、ロシアメディアの報道を「偽旗作戦」のひとつと評した。

また戦争研究所はクルスク州で活動するロ軍部隊の前進速度で落ちていると指摘した。

ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は14日、米国が示した30日間の停戦案をロシアが条件付きで支持するとしたことは「プロセスを複雑化し、長引かせるだけだ」という見方を示した。

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