▽アナリスト11人の予想中央値はインフレ率が4年以上ぶりの低水準を記録した1月後半の3.48%に対し、2月前半の2週間は3.73%に上昇した可能性が高いと推定した。
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メキシコの2月前半の消費者物価指数(CPI)はコア指数が横ばいの中、上昇した可能性が高い。ロイター通信が21日に報じた。
それによると、アナリスト11人の予想中央値はインフレ率が4年以上ぶりの低水準を記録した1月後半の3.48%に対し、2月前半の2週間は3.73%に上昇した可能性が高いと推定した。
変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコア・インフレ率は3.61%と予想され、前2週間と比較して変化なしとしている。
メキシコ中央銀行は今月初め、主要政策金利を0.5%引き下げ、9.5%に設定。中銀はインフレの冷え込みを強調し、今後の会合で同水準の利下げを示唆した。
メキシコ経済はトランプ米政権による関税政策を含む複数の問題に直面している。
銀行は19日、25年の経済成長見通しを半減させ、景気後退に陥る可能性さえあると示唆した。
国家統計局INEGIは24日に2月前半のインフレ率を発表する予定だ。