▽事件はテルアビブ近郊のバトヤムで発生。2か所の駐車場に停めていた3台のバスが爆発した。
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イスラエル・テルアビブ近郊の駐車場で3台のバスが爆発、全焼した。ケガをした人はいなかった。警察が20日、明らかにした。
それによると、事件はテルアビブ近郊のバトヤムで発生。2か所の駐車場に停めていた3台のバスが爆発したという。
バトヤムはイスラエルの南海岸、テルアビブの南方に位置する。
警察によると、爆発時、車内に人はおらず、ケガをした人はいなかったという。
地元紙ハーレツは関係者の話しとして、「警察が別のバスでも爆発していない爆弾を発見した」と伝えている。
それによると、未爆発の爆弾は2つ見つかったという。
この爆弾はイスラエル軍がパレスチナ・ヨルダン川西岸地区で押収した爆発物に似ているとのこと。
警察によると、爆弾の1つには「トゥルカレム・キャンプへの復讐」と書かれていたという。トゥルカレムはヨルダン川西岸の難民キャンプのひとつである。
イスラエル総保安庁(Shin Bet)が捜査に当たっている。
警察は現在、他にも爆弾が仕掛けられていないか付近を捜索中。市民に対し、バスが爆発した駐車場とその周辺を避け、不審物に警戒するよう呼びかけている。
イスラエル軍は1月21日からヨルダン川西岸で大規模な対テロ作戦を継続中。ジェニン難民キャンプやトゥルカレム難民キャンプなどが標的となり、多数の死傷者が出ている。