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▽2023年11月19日、25人の乗組員を乗せた日本郵船運航の自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー号」は紅海でフーシ派の急襲を受け、拿捕された。
2025年1月24日/メキシコ、イエメン・フーシ派に拘束されていた乗組員の男性(AP通信)

イエメン親イラン武装組織フーシ派に1年以上拘束されていたメキシコ人男性が24日、故郷に戻り、家族と再会した。

男性の母親はAP通信の取材に対し、「息子が拉致されて以来、毎日キャンドルを灯し、息子は帰ってくると祈っていた」と語った。

2023年11月19日、25人の乗組員を乗せた日本郵船運航の自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー号」は紅海でフーシ派の急襲を受け、拿捕された。

男性はAP通信の取材に対し、「ヘリコプターに乗っていた男たちが銃を持っていることに気づき、頭が真っ白になった」と語った。

また男性は「船長は降伏して何もするなと命令した。私たちが何かしていたら、彼らは私たちを殺していただろう」と述べた。

フーシ派は今週、紅海を航行する船舶への攻撃を制限すると発表。ギャラクシー・リーダー号の乗組員25人を解放した。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内や紅海などの船舶に対して100回以上ミサイルやドローン攻撃を行ってきた。

フーシ派はイスラエル軍の攻撃に直面するパレスチナへの支援と連帯を示すためと主張しているが、戦争とは明らかに関係のない船舶も攻撃していた。

男性はAPに「彼らは海賊ではない、身代金目的でもないと船長に英語で説明し、その後、ガザでの戦争を止めたいと何度も言っていた」と語った。

25人の乗組員はメキシコのほか、フィリピン、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ出身者で構成されていた。

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