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▽捜査本部は17日にユン氏の逮捕状を請求。裁判所がこれを認めれば、ユン氏の拘束期間は18日間延長される。
2025年1月18日/韓国、首都ソウルの大統領公邸近く、ユン派の集会(AP通信)

韓国錫悦(Yoon Suk-yeol)大統領が18日、自身に対する逮捕状の発行に反対するため、ソウル地裁に出廷する予定だ。弁護団が18日、明らかにした。

警察や高位公職者犯罪捜査庁などで構成される捜査本部は15日、紆余曲折の末、ユン氏の拘束令状を執行した。

それ以来、ユン氏は高位公職者犯罪捜査庁の管理下にある。

捜査本部は17日にユン氏の逮捕状を請求。裁判所がこれを認めれば、ユン氏の拘束期間は18日間延長される。

裁判所が逮捕状を発行しなかった場合、ユン氏は釈放されることになる。

韓国KBSによると、ユン氏は18日の午後2時からソウル地裁で予定されている逮捕状を発行するかどうかを決める審問に出廷する予定だという。

韓国で現職の大統領が逮捕されたことはない。

ユン氏はこの審問で身柄を拘束する必要はないと主張する見通しだ。判事は18日深夜から19日未明までに決定を下すとみられている。

ソウル市内ではユン氏の支持者たちが24時間体制で野党と捜査当局に抗議するデモを続けている。

もしユン氏が逮捕されれば、当局は勾留機関を18日間延長することができ、その間に証言や証拠を集め、検察が起訴するという流れに持ち込むとみられる。

最新の世論調査によると、ユン氏の政党「国民の力」の支持率は左派政党「共に民主党」を逆転。拘束はやり過ぎと回答した人の割合は5割近くに達している。

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