▽テキサス州には竜巻注意報が発令された。気象台はF2～F5クラスの竜巻が発生する可能性があるとしている。
米テキサス州で少なくとも2つの竜巻が確認され、複数の家屋で被害が報告された。現地メディアが28日に報じた。
それによると、同州ブラゾリア郡とスプレンドラ付近で大きな竜巻が確認されたという。
テキサス州マンベルの市長はABCニュースの取材に対し、「これまでに少なくとも1人が死亡、複数の建物や学校で被害が確認され、停電も発生している」と語った。
それによると、マンベルの東側の地域で停電と断水が発生。複数の民家とトレーラーハウスが全壊したという。
気象台はテキサス州を含む南部の広い範囲で28～29日にかけて竜巻が発生する可能性があると警告している。
テキサス州には竜巻注意報が発令された。気象台はF2～F5クラスの竜巻が発生する可能性があるとしている。
＜竜巻の勢力＞
▽F0：風速 17～32（m/s）
▽F1：風速 33～49（m/s）
▽F2：風速 50～69（m/s）
▽F3：風速 70～92（m/s）
▽F4：風速 93～116（m/s）
▽F5：風速 117～142（m/s）
気象台は28日、テキサス州東部からルイジアナ州、ミシシッピ州を経てアラバマ州にかけて悪天候が続き、竜巻の発生リスクが中程度まで高まっていると警告した。
これらの地域では28～29日にかけてF3以上の竜巻が発生する可能性がある。
